MENU
  1. キヅクモカメラTOP
  2. キヅクモブログ
  3. 古いスマホは監視カメラ代わりになる?スマホを防犯カメラとして使う方法と注意点
公開日更新日 活用方法

古いスマホは監視カメラ代わりになる?スマホを防犯カメラとして使う方法と注意点

自宅の防犯や、経営する店舗の監視には「監視カメラ」があれば便利です。しかし監視カメラは高価なことも多く、設置や配線も面倒なケースがあります。
そこで、手元にある古いスマホを監視カメラ代わりに使えないかと考える人も多いのではないでしょうか?
しかし、古いスマホを監視カメラ代わりに使うといっても、いざという時に「監視カメラ代わりのスマホのバッテリーが切れた」といったことがあっては、意味がありません。
この記事では、古いスマホを監視カメラとして使う方法と注意点について解説します。

目次

なお、キヅクモブログでは、ネットワークカメラサービスの導入にお困りの方に向けて「サービス説明資料」を無料で配布しています。
自社に最適な防犯カメラの種類や料金を知りたいとお考えの方は、是非ダウンロードしてご活用ください。

複数拠点の管理に特化したクラウドカメラ

古いスマホは監視カメラ(防犯カメラ)の代用として使えるの?

結論から述べると、古いスマホを監視カメラ・防犯カメラの代用として使うことは可能です。代表的なケースはスマホを2台使い、一方をカメラに、もう一方をモニターにする方法です。2台をそれぞれ監視カメラとモニターにすることで、出先からでも監視先の映像が確認できるため便利です。
この方法は、基本的に新しく費用が発生することはありません。既に持っているスマホを転用できるためです。
しかし、ネットワークカメラと違ってカメラ自体をモニター側から動かすことができず、基本的に画角は固定となります。
以下の図のように、防犯カメラ(監視カメラ)選びでは画角や撮影範囲がどの程度なのか、というのは重要ポイントです。

14.png画角が固定で撮影範囲が広くないのは、それだけで大きなデメリットになります。防犯カメラの撮影範囲についてはこちらの記事も参考にしてください。

参考記事:防犯カメラで撮影できる範囲が知りたい!録画されている画角の確認方法も解説!

「スマホを監視カメラ代わりにする」デメリットは?

スマホを監視カメラ代わりに使う場合、まず「どのカメラアプリで監視をするか」が極めて重要です。普通のカメラアプリで単に撮影するだけの場合、長時間の録画に対応していないケースがあります。
たとえば自身が個人経営の飲食店などのオーナーで、お店の監視カメラ代わりにスマホを使う場合を考えてみましょう。お店を8時間開いているとして、カメラは最低でも8時間は安定的に動作していないと困るでしょう。深夜の窃盗などにも対策する場合は、より長時間の撮影がもちろん必要です。
つまり長時間録画に対応しているカメラアプリでの監視が前提です。またバッテリー容量が大きいスマホを選ぶ必要もあり、加えて周辺にコンセントを確保しておくとよいでしょう。
加えて前述の通り、画角が固定で撮影範囲も広くないというデメリットもあります。
店舗などに設置する防犯カメラの選び方は、より詳しくはこちらも参考にしてください。

参考記事: 店舗で有効な防犯カメラの選び方とおすすめの設置場所

実際に監視カメラアプリを無料で使ってみた

今回は実際に、古いスマホ2台で監視カメラアプリを使ってみました。一台を監視カメラ代わりにし、もう1台をモニターとして使う形です。
使用したのは基本無料で利用可能なアプリ「アルフレッドカメラ」です。iPhone/Androidに共に対応しており、無料ユーザーは7日間、録画を保存可能です。
早速、具体的な使い方を見ていきましょう。

アルフレッドカメラのインストール~設定方法

まず、2台のカメラそれぞれにアルフレッドカメラのアプリをインストールします。
iPhoneの場合はApp Storeから、Androidスマホの場合はGoogle Playからインストールしましょう。
003.pngなお、スマホは2台とも同じアカウントでログインしましょう。
次に、カメラ側になるスマホでアプリを開きます。
003.png004.pngアルフレッドカメラをインストールしたスマホを使うメリットには、やはり「サイズ感」が挙げられます。スマホ一台を置くことができれば監視ができるため、置く場所をあまり選ばないです。

店舗に設置する場合なども同様です。たとえば個人店の場合、カメラ本体が非常に大きなサイズだと来店した方がすぐにカメラに気付き「監視されている」という不快感を抱くケースもあるでしょう。「大きな防犯カメラ」よりはスマホを置くだけの方が、来店した方に不快感を与えずに済むケースもあるかもしれません。
もっとも「不自然にスマホが置いてある」ことに対しても不快感を抱く方がいる場合もあります。スマホの場合も、防犯カメラの場合も「設置場所」には細心の注意を払いましょう。

実際に使用してみた感想

筆者は発売から数年経っているAndroid端末を2台使い、それぞれにアルフレッドカメラをインストールする形で利用しました。
まず無料アプリでありながら、一方のスマホで録画した映像をもう一台でリアルタイムに確認できる点は便利だと感じました。たとえば「ペットの監視」にカメラを利用するとして爬虫類やうさぎといった、ケージの中で飼う動物の監視であれば十分です。
市販のネットワークカメラと比べ、「特別画質がいい」ということはありませんでしたが、ある程度のものは判別できるため、概ね満足できるレベルです。また無料版であっても、モニター側のスマホからフラッシュを焚いたり警告音を鳴らしたりすることも可能なため、かゆいところまである程度手が届いている印象を受けました。
一方で「スマホにカメラアプリを入れているに過ぎない」ことも事実であり、画角が狭く、ズーム性能にも難があります。たとえば暗い空間での監視で、なおかつ映像に映り込んだ小さなものを拡大して確認しようとするとほとんど何が映っているか分かりません。
このように自宅の監視であればある程度十分かもしれませんが、店舗の監視に使うには心もとない面も多々あります。
監視カメラのズーム性能の重要性については、こちらの記事も参考にしてください。

参考記事:光学ズームとデジタルズームの違いと各ズーム機能が役立つ監視・防犯における場面

監視カメラアプリよりも「ネットワークカメラ」を使うべき?

先にも書いた通り、古いスマホにインストールした監視カメラアプリは「子ども」や「ペット」のちょっとした監視にはある程度役立ちます。
一方で画角の広さや夜間の撮影、ズーム性能には難があり、より高い性能を求めるならば「ネットワークカメラ」の方がおすすめです。スマホを監視カメラ代わりで使うのと同様に、リアルタイム性が高い監視が可能な上、画質や録画機能など様々な面でスマホの監視カメラアプリより利点があります。
監視カメラとネットワークカメラにはそれぞれメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットをまとめました。

メリット

デメリット

ネットワークカメラ

・画質が高い
・モーションセンサー機能や録画機能などの便利な機能がある場合が多い
・購入に費用が掛かる
・設置や配線が面倒な場合がある
・常時Wi-Fiに接続しているので回線に負担が掛かるものもある
スマホと監視カメラアプリ ・古いスマホがあればすぐに使える
・音声の送受信が可能
・視聴中は画角を変えられない
・有料のプレミアムプランに加入しないと、一部の機能が使えない場合がある
・スマホのバッテリーの消費が激しく、電池切れのリスクがある

画質やモーションセンサー機能などを重視する場合は、スマホを監視カメラ代わりに使うのではなく「ネットワークカメラ」を利用することをおすすめします。

監視カメラアプリを利用するメリット・デメリット

監視カメラアプリは、基本的に古いスマホ、余っているスマホさえあればすぐに使えるため、余分な費用が掛かりません。100均などでも販売されているスマホスタンドや壁に立て掛けておくだけで使えるので、すぐに使えるというメリットがあります。
一方、アプリの無料版だけでは機能制限があったり、視聴している際に画角を変更できないデメリットがあります。また、充電していないとバッテリーが切れてしまう恐れがありますが、充電しながらの利用はバッテリー性能の低下に繋がってしまいます。

ネットワークカメラを利用するメリット・デメリット

ネットワークカメラはまず高い画質で、リアルタイム性を持ったうえで映像をチェックできる点が大きなメリット。
またスマホによる撮影に比べると、多くのケースで画角が広いため「スマホの監視」よりも死角が少ないです。防犯カメラの撮影範囲については、こちらの記事も参考にしてください。

参考記事: 防犯カメラ設置時の撮影範囲の注意点!撮影範囲を事前に確認・計算するには?

おすすめのネットワークカメラは?

「スマホ」と「ネットワークカメラ」を比較し、防犯カメラの導入を検討する場合、最大のポイントの1つが導入コストでしょう。
実は近年、ネットワークカメラの導入コストは大きく下がっており、個人レベルでも導入が簡単です。
たとえばネットワークカメラ「キヅクモ」は月額1,320円(税込)で高性能監視カメラを使うことが可能。もちろん、スマホからモニタリングできます。
また、ローカル接続で、映像を内蔵のmicroSDカードに保存することが可能。これにより、常時のインターネット接続が不要になるため、回線への負担も減らすことができます。

まとめ

この記事では、古いスマホを監視カメラとして使う方法と注意点について、詳しく解説しました。古いスマホを監視カメラとして使う方法は、簡単で安価な方法ですが、画質や安定性に問題がある場合があります。一方、専用のネットワークカメラを使う方法は、高価で設置も面倒な場合がありますが、画質や耐久性に優れています。ニーズや予算に合わせて、最適な方法を選んでください。
なお予算が大きく無いものの「専用のネットワークカメラの方が良いのでは」と感じた場合、弊社サービス「キヅクモ」では、月額1,320円~という低価格で高機能、フルHD画質の防犯カメラを提供しています。実店舗などに設置する防犯カメラをお探しの方は、以下のフォームよりサービス資料(無料)をダウンロードしてみてくださいね!

なお、キヅクモブログでは、ネットワークカメラサービスの導入にお困りの方に向けて「サービス説明資料」を無料で配布しています。
自社に最適な防犯カメラの種類や料金を知りたいとお考えの方は、是非ダウンロードしてご活用ください。

複数拠点の管理に特化したクラウドカメラ

キヅクモの導入をご検討いただくお客様は、
お気軽にご相談ください。

記事をシェア

  • X
  • facebook
  • Linkedin
  • line
キヅクモブログ部
本記事は防犯設備士が監修しています。防犯設備士とは、建物に設置する防犯設備機器の取り付けや運用管理に関する専門知識と技能を有する専門家です

CONTACTお問い合わせ

キヅクモの導入をご検討いただくお客様・企業様の問い合わせはこちらから。
ご不明点や疑問などもお気軽にご相談ください。