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光学ズームとデジタルズームの違いと各ズーム機能が役立つ監視・防犯における場面

防犯カメラを選ぶ際、重要なポイントのひとつとなるズーム機能。ズーム機能には、デジタルズームと光学ズームという二種類があり、もちろん特性が違います。
では防犯カメラを導入・設置する場合、どちらのズーム機能を備えたカメラを選ぶべきなのでしょうか?

この記事では、デジタルズームと光学ズームの違いと、各ズーム機能が役立つ監視・防犯における場面を紹介します。
なお結論から言えば、ズームで画質を落としたくない場合は「光学ズーム」がおすすめ。多少画質が落ちても問題ない場合は、デジタルズームがおすすめです。

目次

デジタルズームと光学ズームの違いを比較

002.pngデジタルズームと光学ズームの違いは、ズームの仕組みにあります。
つまりデジタルズームは、光学ズームと比べて「画像の一部を引き伸ばした」ような画質になりやすく映像が荒れやすいです。

デジタルズーム

デジタルズームは、画像の一部を切り取って拡大することで、被写体を大きく見せます。そのため、ズームするほど画質が劣化しやすいです。ノイズやぼやけが目立ちやすくなるため、たとえばズームした際に「人の顔」や「文字」が判別しづらくなることがあります。
防犯カメラとしてのメリットは、光学ズームに比べて導入コストが安いこと。またズーム率が高い光学カメラに比べれば本体がコンパクトなことも多いです。
一方、繰り返しですが画質が低下したり、ズーム倍率に限界があるというデメリットもあります。

光学ズーム

光学ズームは、レンズの焦点距離を変えることで、被写体を近づけたり遠ざけたりします。そのため、ズームしても画質が落ちず、ズーム倍率も高くなります。
たとえば、防犯カメラで「確実に人の顔を判別したい」「映像に映る文字もクリアに読み取れる方が良い」場合には光学ズームが適します。
しかし、光学ズームはズーム率に応じてカメラ本体が大きくなりやすいです。
またデジタルズームよりコストが高くなりやすい点に要注意。多少画質が荒れても構わない代わりに、台数を多く設置したい場合はデジタルズームの方が適することもあります。

光学ズームが役立つ監視やモニタリング、防犯におけるシチュエーションとは

003.png光学ズームが搭載された監視カメラは、高性能なものだと30倍以上の高品質なズームに対応することもあります。

デジタルズームが役立つ監視やモニタリング、防犯におけるシチュエーションとは

デジタルズームは、ズームすると画質が低下しやすいというデメリットがありますが、その分コストが低いのがメリット。
たとえば店舗内に多数設置しても光学ズームよりは安価なため、店内の死角をなくすことで、防犯に役立ちます。
また、ズーム機能をあまり使わない場合には「画質低下」のデメリット自体がそもそもネックになりづらいです。たとえば被写体が固定されている場合や、画面全体を見るだけで十分な場合にもデジタルズームはおすすめです。

なお、以下の動画は弊社サービス「キヅクモ」が提供するデジタルズームの防犯カメラの映像の例です。設置先は実店舗です。高倍率ズームができる機種であれば、デジタルズームでもくっきりとズームできます。フルHD画質のため画質も良好です。デジタルズームかつ高倍率ズームの機種をお探しの方は、ぜひキヅクモにお気軽にご相談ください。
こちらのページでは、店舗に設置する防犯カメラについて実例の映像付きで具体的に解説しています。

サービス紹介ムービーはこちら

光学ズーム・デジタルズーム以外に防犯カメラ選びで注目すべき項目

防犯カメラ選びでは、ズーム機能以外にも注目するべき機能があります。
参考までに防犯カメラ選びで「ズーム」以外にも重要な項目として、ハイダイナミックレンジ(HDR)、IRナイトビジョン、防水防塵について説明します。

ハイダイナミックレンジ(HDR)

ハイダイナミックレンジ(HDR)とは、明るさの差が大きい場面でも、明るい部分と暗い部分の両方をくっきりと表示する技術のこと。防犯カメラにHDR機能があると、逆光や日陰などの状況でも、被写体の姿や色を正確に捉えることができます。HDR機能がないと、明るい部分が白飛びしてしまったり、暗い部分が黒つぶれしてしまったりする可能性があります。

IRナイトビジョン

IRナイトビジョンとは、赤外線(IR)を使って、暗闇でも被写体を見ることができる技術。防犯カメラにIRナイトビジョン機能があると、夜間や暗所でも、被写体の姿や動きを確認することが可能。搭載されていない防犯カメラは暗闇では何も見えなくなってしまいます。

防水防塵

屋外に設置する防犯カメラの場合、防水防塵機能は必須。防水防塵に対応していないと、雨やほこりによってカメラが壊れたり、画質が悪くなったりしてしまいます。

まとめ

防犯カメラは設置する場所や設置目的に合わせて性能を選ぶことが大切です。たとえば屋内で入ってくる人物の顔や映像内の文字などをはっきり認識したい場合は光学ズームがおすすめです。
一方、光学ズームほどの画質を求めないものの、多くの台数を設置したい場合はデジタルズームがおすすめ。
デジタルズームでも高倍率ズームができる機種であれば、くっきりとズームをすることもできます。そのため光学ズームではなく、デジタルズームでも十分な設置効果が得られるケースもあります。
弊社サービス「キヅクモ」では、月額1,320円~という低価格で高機能、フルHD画質の防犯カメラを提供しています。実店舗などに設置する防犯カメラをお探しの方は、以下のフォームよりサービス資料(無料)をぜひダウンロードください。

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キヅクモブログ部
本記事は防犯設備士が監修しています。防犯設備士とは、建物に設置する防犯設備機器の取り付けや運用管理に関する専門知識と技能を有する専門家です

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