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【オーナー向け】防犯カメラがない小売店は危険?カメラが必要な理由とカメラ設置の注意点

小売店を開業する際、多くのオーナーの方々が直面するのが「防犯対策」の問題です。万引き対策などに「防犯カメラ設置」の重要性は高い一方で、開業そのものに費用がかかる中で「防犯カメラ設置費用」をさらに支出することに億劫になってしまうオーナー様も一定数いらっしゃいます。
そこでこの記事では、防犯カメラを設置していない小売店にはどのようなリスクがあるのか解説します。

目次

なお、キヅクモブログでは、実店舗への防犯カメラ導入にお困りの方に向けて「実店舗向けの防犯カメラの選び方資料」を無料で配布しています。
自社に最適な防犯カメラの種類や料金を知りたいとお考えの方は、是非ダウンロードしてご活用ください。

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なお店舗運営にあたって、具体的に防犯カメラの導入を検討している方に向けてはこちらのページでより具体的に解説を行っております。ぜひ参考にしてください。

「防犯カメラがない小売店」は安全?危険?

まず「防犯カメラが無い小売店」の割合は、半数弱と見られます。映像解析ソリューションカンパニーの株式会社フューチャースタンダード が2018年に行った調査によると、アンケートに協力した半数以上の56%の小売店が「防犯カメラを導入している」と回答。一方、導入していない店舗の72.7%が「必要ないと思っている」と答えたことが分かっています。とはいえ防犯カメラがない小売店は、レジ周りでの金銭トラブルや窃盗、駐車場でのトラブルなどさまざまなリスクが高まります。
つまり防犯カメラを設置していない小売店には一定の危険性があります。「最適な防犯対策が施されていない小売店」が相当数あると言えるでしょう。

【防犯用途】小売店に防犯カメラ設置が必要な理由

防犯カメラの設置の目的は「犯罪やトラブルなどの抑止」と「顧客の導線分析など各種モニタリングを通じた改善」に分けられます。改めて、まずは防犯面から小売店に防犯カメラ設置が必要な理由を見ていきましょう。

image5.png

レジ周りでの金銭トラブル防止

レジ周りは、金銭がやり取りされる場所であり、トラブルが起きやすいポイントです。たとえば「誤ったお釣りの受け渡し」などによって、閉店作業のレジ締めで金額が合わないといったことはしばしば起こります。
防犯カメラでレジ周りをきちんと撮影することができていれば、「レジ締めで金額が合わなくなったのは〇日以降のため、それ以降でレジで不審な動きがあればおそらくその行為が原因で金額が合わない」と推察できます。

image7.pngレジに設置する防犯カメラは、高画質なズーム機能を備えたものがおすすめ。映像をアップにして手元を確認することができる高精細なものを選びましょう。
なお、以下の映像は弊社サービス「キヅクモ」での実際の監視映像の例です。監視映像の例を見たい場合は、ぜひ参考にしてください。

窃盗などの抑止、防止

防犯カメラには内装に馴染みやすいデザインのものから、威圧感があるものまで様々なタイプがあります。

_____________________.png特に威圧感があるデザインの防犯カメラは、その存在自体が不審者等に対して警告の効果を強く発揮します。つまり防犯カメラを置いてあること自体が、犯罪抑止に役立つケースも多々あります。

駐車場でのトラブル防止

駐車場は、車上荒らしなどが発生しやすい場所です。また近隣の他の店舗の駐車場が埋まっている際に、マナーの悪い第三者による無断駐車の被害が発生することもあります。防犯カメラを設置することで、トラブル抑止に役立つほか、実際にトラブル発生した場合は映像により状況を把握しやすくなるでしょう。

【防犯以外の用途】小売店に防犯カメラ設置が必要な理由

小売店の防犯カメラは、防犯以外の用途にも役立ちます。防犯以外の用途では、従業員の管理や顧客の導線分析などが代表的な用途です。

image1.png1つ1つ見ていきましょう。

従業員の管理

防犯カメラは、従業員の勤務態度やサービスの質を監視する上でも役立ちます。
たとえばお客様から「店員の態度が悪い」といったクレームがあった場合に、店内やバックヤードの映像を振り返ることで「お客様が指摘していた店員の態度は具体的にどのようなものだったのか」などを客観的に分析し、従業員へのフィードバックに活かすことができます。

顧客の導線分析

防犯カメラで得られる映像データを分析することで、顧客の動きや店内での行動パターンもより正確に把握できます。
たとえばお店の出入り口のカメラの映像を分析することで、店の前の通行量と入店率の目安を算出できるケースもあるでしょう。入店率が低ければ、店先で呼び込みをすることでパーセンテージが改善するかもしれません。
同様に店内で「明らかにお客様が多く、混雑している棚」と「お客様があまり居ない棚」があった場合、店内の導線が悪く、後者の棚に何があるのかお客様から見えづらい状況が生まれていないかといった点を見直すきっかけになります。

レジなどの待ち時間分析

防犯カメラの映像を通じて、レジ周りの混雑状況や待ち時間を正確に把握することもできます。ピークタイムの特定や待ち時間の長さを分析することで、スタッフの配置やレジの数の調整ができます。
なお小売店を開業する場合、セルフレジの導入を検討するケースもあるでしょう。
セルフレジの場合は「セルフレジの使い方に迷っている高齢の方などが、どの程度の割合でいるか」をチェックすることで、レジのサポートスタッフを配置すべきかどうかを検討するのにも役立つでしょう。

小売店で防犯カメラを設置するときのチェックポイント

防犯カメラを設置する際のチェックポイントは、主に以下の3点です。総じて「設置目的を明確にしたうえで」「適切なカメラを選ぶ」ことが大切です。そのうえで、防犯カメラの設置についてお客様の理解を得ることも重要です。

【ポイント①】「設置目的」や「用途」を明確にする

実は「防犯カメラ」と「監視カメラ」は設置目的が違います。同じ形状や同じ機能であっても、設置目的が異なれば「別物」です。
監視目的にも関わらずカメラを目立つところに置いてしまうと、来店客に威圧感を与えかねません。
逆に防犯目的にも関わらず目立たないカメラを設置してしまうと、犯罪やトラブルの抑止に繋がりづらいことがあります。
たとえば「無断駐車の防止」を目的に、駐車場には防犯カメラを設置しつつ、「お客様の導線分析」の目的には監視カメラを設置するといった使い分けを行いましょう。

【ポイント②】設置目的や場所に適した外観のカメラを選ぶ

設置場所や目的に応じて、適切なデザインや機能を持つカメラを選ぶことが大切です。

image6.png

たとえばバレット型カメラは駐車場や建物の外壁に設置することで、店外で起こるトラブルを未然に防ぐ効果があります。
ドーム型カメラはカメラの向きが分かりにくいため、店内の監視カメラとしての利用がおすすめ。デザインが目立たないため、店舗の内装を損なわずに設置できます。
また、ボックス型カメラも店内の設置がおすすめですが「ドーム型カメラ」に比べると形状が目立ちやすいです。威圧感に関して言えば、いわばバレット型とドーム型の中間のような位置づけのカメラです。商業施設内のテナントとして出店する場合など、一般的な小売店よりも「はるかに多くの人通りが予測される場合」などに導入を検討すると良いでしょう。

【ポイント③】「防犯カメラを設置していること」は公表する

防犯カメラを設置していることは、店内の張り紙などで公表しましょう。
お客様にもプライバシーがあるため、張り紙などでの周知がない状態では「監視されている」「撮影されている」ことに不快感を抱くケースもあります。
店舗のセキュリティ向上のため、防犯カメラを設置することについてお客様の理解を得られるように工夫を行いましょう。

ネットワークカメラの導入も積極的に検討しよう

ネットワークカメラを小売店に設置することで、遠隔地からのリアルタイム映像アクセスが可能となります。

image2.pngネットワークカメラはネットワーク接続を利用し、映像データをデジタル形式で直接送信するため、アクセスや管理が簡単。オーナーが店舗にいなくても、スマートフォンなどから高画質で店内の様子を確認することができます。

小売店に防犯カメラを設置する際の注意点

小売店に防犯カメラを設置する際には、防犯カメラの「台数」「設置場所」「形状」がどの程度お客様に威圧感を与えてしまうかという点にも注意しましょう。お店の雰囲気や客層によっては防犯カメラの台数自体は控えめにしつつ、カメラだけでは不十分な死角などは定期的にスタッフが巡回する方が適している場合もあるかもしれません。
またプライバシー侵害や不正アクセスを防ぐ対策を行い、録画映像の開示はお客様や第三者には応じないようにしましょう。こうした防犯カメラ設置の注意点について、具体的に相談をしたい場合は弊社ネットワークカメラサービス「キヅクモ」にお気軽にご相談ください。

小売店に防犯カメラを導入・設置する流れと費用は?

小売店に防犯カメラを導入・設置する場合、まずは予算とカメラの種類・台数を決めましょう。費用は店舗の大きさやカメラの種類にもよりますが、カメラ1台50,000円~60,000円で、工事費用が数十万円以上にのぼることも。
一方、キヅクモで従業員30~50名ほどの小売店に屋内用カメラを3台設置させていただいた際、カメラの費用が1台32,780 円(税込)のため98,340円、工事費用が160,000円程度で、トータル258,340円の初期費用となりました。

こちらの記事で設置費用例については、弊社ネットワークカメラサービス「キヅクモ」の導入事例を通じてより具体的に解説しています。

防犯カメラの相場と設置費用を抑える方法!防犯カメラの設置工事費が高いときに確認すべき項目とは?

まとめ

防犯カメラは、小売店にとって重要なセキュリティ対策のひとつ。犯罪やトラブルの抑止・防止だけでなく、店舗運営の効率化にも大いに役立ちます。設置する際には、目的や用途を明確にし、適切なカメラを選ぶことが大切です。

なお、キヅクモブログでは、実店舗への防犯カメラ導入にお困りの方に向けて「実店舗向けの防犯カメラの選び方資料」を無料で配布しています。
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お気軽にご相談ください。

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キヅクモブログ部
本記事は防犯設備士が監修しています。防犯設備士とは、建物に設置する防犯設備機器の取り付けや運用管理に関する専門知識と技能を有する専門家です

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