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防犯カメラの取り付け時に「壁に穴を開けずに設置する」方法と穴を開けない場合の注意点

「防犯カメラを設置したいけど、賃貸なので家の壁に穴を開けたくない」「貸店舗だから退去時を見越して、できるだけ壁に傷をつけたくない」という場合、防犯カメラはどう設置すればいいのでしょうか。
防犯カメラの設置は、壁への取り付けが基本です。しかしちょっとした工夫で、実は壁に穴を開けずに済む場合もあります。
この記事では、貸店舗などで壁に穴を開けずに防犯カメラを取り付ける方法と、その際に注意すべき点をご紹介します。

目次

そもそも防犯カメラを取り付ける際に「壁に穴を開ける」のは何故?

001.pngそもそも防犯カメラを取り付ける際、壁に穴を開けるのには「防犯カメラをビス止めする必要がある」など、全部で3つの理由があります。

【1】防犯カメラをビス止めして固定するため

防犯カメラは、壁や天井などにビス止めして固定するのが一般的。
理由は防犯カメラが風や雨などの影響を受けないよう、しっかりと固定する必要があるため。ビスで固定するには、壁に穴を開けることが必要になります。

【2】防犯カメラを接続する電源の設置

防犯カメラは、電源に接続する必要があります。しかし、設置したい場所のすぐそばにコンセントがあるとは限りません。コンセントが近くにない場合や配線を隠したい場合、壁に穴を開けての電源工事を行わなければならないことがあります。

【3】配線

防犯カメラの中には録画装置やモニターなどと配線で繋がっているものもあります。配線は、見た目や防水性のために壁の中や外壁に沿って通すことが多いため、壁に穴を開ける必要があります。

防犯カメラの取り付け時に「壁に穴を開けずに設置する」には?

002.png防犯カメラの使用目的によっては、壁に穴を開けずに設置することもできます。
たとえば「自宅への設置」の例を考えてみましょう。
屋内でのペットや子どもの見守りが目的であれば、安定した棚の上などにカメラを置くだけでも充分。また、駐車場への不審者の侵入防止などが目的の場合は、自宅と駐車場の間にある通気口なども活用できます。

さらに、玄関先に設置する場合でも、穴を開けずに接着剤を使うという方法もあります。
同様に貸店舗への防犯カメラ設置の場合でも、棚の上に置いたり、ライティングレールを使うなどの策があります。具体的な設置方法の例を見ていきましょう。

【固定(屋内)】棚の上などに置く

置き型の防犯カメラは棚の上やテーブルの上などに手軽に置くことが可能。ガッチリと固定する必要がないため、賃貸でも気軽に使用できます。ただし、防犯カメラの角度や位置を調整するのが難しい場合も。また、なにかの衝撃で倒れたり、いたずらで位置を移動されるなどのリスクもあります。

【固定(屋内)】ライティングレールをうまく使う

ライティングレールとは、天井に設置されたレールのこと。照明器具などを取り付けることができるものです。
ライティングレールには、電源が通っているので、防犯カメラの電源も確保可能。取り付けの自由度が高く、カメラの角度や位置の調整がしやすいのが特徴です。
ただし、そもそもライティングレールがなければこの方法は使えません。実店舗などであればライティングレールが天井にあるケースも多いので、使用しやすいでしょう。

【固定(屋外)】接着剤で固定する

防犯カメラを接着剤で固定するのもひとつの手。使用する接着剤はできる限り強力なものをおすすめしますが、防犯カメラが故障して取り外す際に苦労することも。
また雨やホコリで接着剤が劣化し、ある日突然防犯カメラが落ちてしまうこともあるため、注意が必要です。

【電源(屋外)】ソーラーパネル付きの防犯カメラを選ぶ

太陽光を電気に変換して電力を供給するソーラーパネル付きの防犯カメラなら、コンセントにつながずに電源の確保ができます。
ただ、日当たりの良い場所に設置しなければならず、日照時間や気温によって発電量が変わる点には注意。

【配線(屋外)】通気口、エアコンのダクトをうまく活用する

防犯カメラの配線を隠すために、通気口やエアコンのダクトの活用もおすすめ。
ただし、配線が本来の通気口やダクトの用途の邪魔にならないよう気をつけましょう。また、配線が熱や湿気に影響される可能性もあるので、専門家に作業を依頼することをおすすめします。

【配線(全般)】Wi-Fi接続やLTE通信が可能なカメラを選ぶ

そもそも無線で利用できるWi-Fi接続やLTE通信が可能なカメラを選べば、配線の必要がなくなり、より手軽に利用できます。
ただし、そういった防犯カメラは普通の防犯カメラよりも高価。また、通信環境によって画質や安定性が変わります。

壁に穴を開けずに防犯カメラを設置する際の注意点

壁に穴を開けずに防犯カメラを設置する場合は、次のような注意点があります。

両面テープでの設置はおすすめしない

防犯カメラを両面テープで固定することはおすすめしません。両面テープは、接着力が弱いので、防犯カメラが剥がれたり、落ちる可能性が高くなります。
また、両面テープは、温度や湿度に影響を受けやすいため、屋外での使用には向いていません。

Wi-Fi接続の安定性

Wi-Fi接続の防犯カメラを使用する場合は、Wi-Fiの電波の強さや安定性に注意する必要があります。
Wi-Fiの電波は、壁や家具などによって遮られたり、他の電波と干渉することもあります。これによって、防犯カメラの映像が途切れたり、遅延したりすることも。
Wi-Fi接続の防犯カメラを使用する場合は、Wi-Fiルーターと防犯カメラの距離や位置を工夫しましょう。

盗難リスク

防犯カメラをビス止めせずに設置する場合は、盗難リスクが高くなります。
防犯カメラが比較的簡単に取り外せると、防犯カメラ自体が盗まれ、結果的に防犯に役立たないことも。
そのため、防犯カメラは見えにくい場所や高い場所に設置することがおすすめです。

まとめ

防犯カメラは固定方法や電源の確保方法、配線の隠し方などによって、壁に穴を開けずとも設置できます。
壁に穴を開け、ビス止めしなくとも貸店舗などに防犯カメラを設置することは十分に可能なため、「貸店舗」で事業を営むオーナーの方などはぜひ設置を検討してみてください。以下の動画のように、くっきりとした高画質映像での監視も実現できます。以下の動画は弊社サービス「キヅクモ」が提供するデジタルズームの防犯カメラの映像の例です。設置先は実店舗です。

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キヅクモブログ部
本記事は防犯設備士が監修しています。防犯設備士とは、建物に設置する防犯設備機器の取り付けや運用管理に関する専門知識と技能を有する専門家です

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