防犯カメラの活用でインターネット接続は必要?インターネット接続が必要になるケースと対策をご紹介
本記事では、「防犯カメラを利用したいがインターネット接続が必要なのか知りたい」、「インターネット接続しなくてもリアルタイムで確認できる防犯カメラはあるの?」など、そのような悩みや疑問を抱えた方へ向けてインターネット接続が必要になるケースと不要なケースをご紹介します。それぞれの特徴について知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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防犯カメラを利用するならインターネット接続は絶対に必要?
近年、防犯カメラの普及が進む中で、多くの方が「インターネット接続は必要なのか?」という疑問を抱いています。防犯カメラの利用において、インターネット接続の有無がどれほどの違いを生むのか、その点を詳しく解説していきます。
結論:必ずしも必要ではない
防犯カメラを利用する際、インターネット接続は絶対に必要なのかという疑問に対する回答は「必ずしも必要ではない」です。しかし、防犯カメラをより効率的に活用するためには、ネット環境を作ることがおすすめです。たとえば、遠隔地からリアルタイムで現地映像を確認したければ、ネット環境とネットに接続できる防犯カメラがあれば実現できます。
インターネット接続が必要な場合と不要な場合
防犯カメラを効率的に活用するためには、ネット環境を用意することがおすすめですが、必ずしもネット環境が必要なわけではありません。ネット環境があれば実現できることやネット環境が不要なケースを説明していきます。
インターネット接続が必要な場合
インターネット接続が必要なケースを紹介します。第一に、リアルタイムでの映像監視をしたい場合、インターネット接続は不可欠です。ネット環境があれば、外出先や遠方のオフィスからでも現地の様子を確認することができます。また、録画映像をクラウドで保存する場合もインターネット接続が求められます。クラウドとは、インターネットを介してデータをサーバーに保存する技術のことです。これにより、データの損失リスクを低減することができます。遠隔から現地映像を確認したりクラウド上に録画映像を保存する場合は、ネット環境の準備が必要です。
インターネット接続が不要な場合
インターネット接続が必要なケースについて紹介しましたが、不要なケースも存在します。具体的にお伝えすると、防犯カメラの録画映像をSDカードや内蔵ハードディスクなどのローカルの記録媒体に保存する場合です。この場合、カメラの映像は特定の場所でしか確認できませんが、インターネット接続は必要ありません。また、インターネットの接続障害やハッキングのリスクを気にする必要もありません。ただし、保存された録画映像は記録媒体の物理的なダメージや故障により消失などのリスクがあることを念頭に入れておくことが必要です。
防犯カメラをインターネットに接続するメリット・デメリット
防犯カメラをインターネットに接続して利用するネットワークカメラは近年、徐々に市場に浸透してきています。しかし、防犯カメラをインターネットに接続するのにはメリットとデメリットがあります。それぞれの特徴を把握し、自身のニーズに合った適切な選択をすることが重要です。
インターネットに接続するメリット
防犯カメラをインターネットに接続するメリットは複数あります。前述したリアルタイムでの遠隔監視以外にも、動きを感知した際に通知を送る機能や、録画映像のクラウド保存、新しい機能の追加やセキュリティ向上のソフトウェアアップデート、スマートフォンやPCからの設定変更などがあります。このように、インターネット接続をする事で、従来の防犯カメラ以上の活用が可能です。より便利に防犯カメラを活用したい方はネットワークカメラを検討してみましょう。
インターネットに接続するデメリット
防犯カメラをインターネットに接続するのはメリットばかりでなく、デメリットも存在します。たとえばセキュリティのリスクやインターネットの接続障害、プライバシーの問題などが挙げられます。
これらの問題は、インターネットに接続することで、ハッキングのリスクが生じるため発生します。何者かに不正にアクセスされ、映像が第三者に漏洩したケースなどが実際に報告されています。このようなリスクを避けるためには、定期的なセキュリティ更新や適切なパスワード管理やアクセス権限の設定などが必要です。防犯カメラをインターネットに接続する際は、セキュリティ対策も同時におこないましょう。
防犯カメラをインターネットに接続しないメリット・デメリット
防犯カメラを利用する際、インターネットへの接続をしないケースもあります。インターネットに接続しないことによるメリットとデメリットも、もちろん存在します。防犯カメラをインターネットに接続しないことでどのようなメリットやデメリットがあるのか事前に把握しておきましょう。
インターネットに接続しないメリット
インターネットに接続しない防犯カメラの利用には、セキュリティのリスクの低減、録画映像を保存しておくクラウドストレージの固定費の削減、プライバシーの保護などのメリットがあります。セキュリティリスクの低減に関しては、防犯カメラの運用・管理においてネットワークを経由しないため、外部からの不正アクセスのリスクが低いという特徴があります。実際に強固なセキュリティを要するネットワークカメラなどもありますが、インターネットに接続する必要性を感じない方はインターネット接続しないカメラを選ぶのも選択肢の1つでしょう。その場合、HDDやSSDなどのローカルのストレージは、物理的な盗難のリスクがあるので、ローカルストレージの保管庫には鍵をかけたり、防犯カメラを設置するなど対策をおこないましょう。
インターネットに接続しないデメリット
防犯カメラをインターネットに接続しない選択も、いくつかのデメリットが存在します。それは遠隔地からの監視や防犯カメラの操作ができないことです。昨今の小売店や工場、介護施設などでは深刻な人手不足やDX化への対応などが課題です。複数の現場を管理していたり、人手が少ない中でどうにか仕事の生産性を高めなければいけないときなどに、現地へわざわざ行くのは非常に時間、コスト、労力がかかります。利便性や効率性を重視する場合、防犯カメラをインターネットに接続しない選択は生産性が下がる可能性があるという点を理解しておきましょう。
まとめ
防犯カメラの導入や運用・管理には、インターネット環境と防犯カメラへの接続の有無は重要な判断ポイントです。インターネット環境の有無やインターネット接続のメリット・デメリットを理解し、自身のニーズに合わせて最適な選択をしましょう。
なお、防犯カメラ向けなど用途・企業規模別にSIMカードを比較したい方は以下の記事をご参照ください。
参考記事:【IoT/M2M向けSIM】用途・企業規模別に比較11選
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ネット環境がない拠点でネットワークカメラを利用したい場合は?
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