無人店舗で防犯カメラは活用すべき?防犯カメラの必要性とおすすめの機能
無人店舗で防犯カメラの活用を検討している人にとって以下は気になるポイントですよね。
「何を基準にカメラを選べばいいのか」
「最近はネットワークカメラやAIカメラがあるけど実際に、活用できるのか」
「ネットワークカメラやAIカメラを導入することで無人店舗経営にどういう影響を与えるか」
実際に無人店舗で防犯カメラを活用している事例を参考にして、自身でも活用できそうなポイントがあるかを確認しましょう。
なお、キヅクモブログでは、実店舗への防犯カメラ導入にお困りの方に向けて「実店舗向けの防犯カメラの選び方資料」を無料で配布しています。
自社に最適な防犯カメラの種類や料金を知りたいとお考えの方は、是非ダウンロードしてご活用ください。
無人店舗に防犯カメラを設置している事例
無人店舗での防犯カメラの活用事例として無人販売店、コインランドリー、フィットネスジムを紹介します。導入の目的→導入の決め手→導入結果の順番で記述するので、「どのような課題に対して何を決め手にして防犯カメラを活用し、どういう結果になったのか」を確認してみてください。無人店舗経営をする人のリアルな課題を防犯カメラがどう解決してくれるのか是非参考にしてください。
24時間年中無休のコインランドリー
次にコインランドリーでの防犯カメラの導入事例について紹介します。リアルタイムの状況把握で問題解決に導く無人運営経営を行うことができます。
■導入目的
・機器の不具合を遠隔で状況管理
・店舗における盗難、お客様の忘れ物を確認
・機器破損や夜間時の迷惑行為防止
■導入の決め手
・カメラの解像度が優れている
・サポート面で何かあったときに連絡が取りやすいという安心感がある
■導入結果
・解像度が高いことで状況把握がより容易になった
・忘れ物に気付けるなどお客様対応に役立っている
・お客様の行動を把握できたことにより、問題行動の改善につながった
人気のマシンや混雑状況の確認が可能な無人スポーツジム
最後にフィットネスジムでの防犯カメラの導入事例について紹介します。AIカメラ活用で、運営費の削減と利用者の危険状況の検知をすることができます。
■導入目的
・マシンの利用率の確認
・混雑状況の確認
・利用ユーザーの危険状況の検知
■導入の決め手
・検知したいエリアの指定が可能
・複数人での店舗状況の把握ができる
■導入結果
・人気なマシンが可視化され利用者の満足度向上
・人員配置をすべき最適な時間の根拠が明確になった
・利用ユーザーの店頭検知が可能になった
無人店舗に防犯カメラを設置する必要性
近年社会問題になっている慢性的な人手不足や、IT技術の普及などと相まって、コロナをきっかけに店舗の省人化や無人店舗の経営に取り組んでいる企業が増えています。実際に、ここ数年では肉や野菜、冷凍餃子、そしてフィットネスジムやコンビニなどのさまざまな業種の無人店舗を目にするようになりました。しかし、いざ無人店舗経営を行ってみると盗難被害や器物破損被害、不法侵入などさまざまなトラブルが発生します。せっかく省人化や無人店舗の経営に取り組んでもトラブル対応が増えてしまっては本末転倒です。そのようなトラブルを未然に防いだり、原因を究明して改善するためにも防犯カメラの設置は有効的な手段です。
盗難被害への対策
無人店舗経営において代表的なトラブルは盗難被害です。無人店舗は人件費が発生しないので経営側としては支出を抑えられるというメリットがあります。しかし、人がいないことで盗難に対する抑止力が働かず、商品が盗まれてしまうというデメリットもあります。レジや精算機にお金を入れたふりをしたり、該当する商品の金額よりも少額のお金を支払ったりして、ごまかそうとする人もいるので注意が必要です。
万が一、盗難被害にあったときに録画データを振り返って原因を特定する作業は早く終わらせたい人がほとんどのはずです。動体検知機能を搭載した防犯カメラであれば、人が出入りしたタイミングなど、人を検知したときだけ短い動画を生成して保存してくれます。また、管理者に通知を飛ばすことができるカメラであれば盗難を未然に防げたり、原因の特定が早く済みます。そうすることで、過去の録画データをすべて振り返るという作業を行わなくて済むので従来のカメラよりも早く原因の特定をすることができます。高画質な防犯カメラであれば、手元の様子までハッキリ分かるので支払いをしているかしていないかの確認もしやすいのでおすすめです。
器物破損への対策
無人店舗のトラブル事例として、店の出入り口や備品などが損傷していたり、ガラスが割れてしまっていたりするケースがあります。防犯カメラで直接的に器物破損を防ぐことはできませんが、高画質のカメラであれば、誰がどのように破損したのか、犯行状況を把握することで対策を立てることができます。盗難被害と同様に、人を検知したときに短い動画を生成して通知してくれる機能があれば確認が簡単です。特に警戒すべきエリアなどがあれば、そのエリアを指定することで何者かが該当するエリアに侵入したタイミングで経営者や管理者に通知を送れる機能のカメラであれば、リアルタイムでの監視も可能です。
不法侵入への対策
無人店舗では営業時間に関わらずに施錠をしていても、バックヤードやスタッフルームなどの立ち入り禁止エリアへ不法侵入されてしまうなどのトラブルがあります。盗難を目的とし不法侵入されるケースもありますが、無人店舗を宿泊する場所として利用される被害事例なども存在しています。スタッフルームや関係者以外立ち入り禁止のエリアへの侵入を防ぐ対策をしましょう。不法侵入の対策としては通知設定を行いましょう。通知機能はネットワークカメラに搭載されていることが多いです。
また、リアルタイムの通知設定は時間帯の指定をすることもできます。日中は営業をするため、人が出入りするたびに通知が来たら鬱陶しく感じてしまいますよね。通知が来ることに慣れてしまうと、「肝心なときに通知を見逃してしまった」なんてことが起こりかねません。そんな時は、営業終了後のみに通知設定を行い、不法侵入への対策を行うこともできます。特に複数の拠点を管理している場合は、すべての現場へ行くことは難しいので場所ごとにとき間設定を行うなどカスタマイズするのも有効的です。
無人店舗におすすめなカメラの機能や種類
防犯カメラにはインターネットに繋がるネットワークカメラと、人工知能を搭載したAIカメラがあります。ネットワークカメラは、スマホやタブレット、PCからいつでも現地の映像を確認できるのが特徴です。AIカメラは画像認識技術が搭載されており、人などを識別して業務の効率化や防犯に活用できるなどの特徴があります。それぞれの特徴を抑えたうえで防犯カメラの便利な機能についてご紹介します。
遠隔監視機能・遠隔管理機能
ネットワークカメラの主な特徴の1つとして遠隔機能が挙げられます。遠隔機能は経営者や管理者が使用しているスマホやタブレット、PCから現地の映像をリアルタイムに確認することができる機能です。遠隔機能を使えばいくつもの拠点にカメラを設置してすべての事業所を一括管理することができます。
動体検知機能
検知機能とは設定した範囲内の人や動物、車を自動で識別する機能のことです。たとえば設定したラインを車が越えたり、設定したエリア内に人が滞在したりなど特定の場面を検知したらスマホやタブレット、PCなど各種デバイスに通知してくれます。検知したその場面だけをクリップした短い動画として保存できるので、映像すべてをいちいち確認しなくても大事なところだけを確認することができます。防犯カメラによっては高画質だったり、高倍率ズームできる機種もあるのでいままでのカメラでは識別できなかった手元など細かいところまでよく見ることができます。他にも人数をカウントしたり、人が長く滞在した場所の可視化ができたり、行列の待ち時間の測定などができる機能もあります。
通知機能
通知機能とは、指定したルールに該当する状況になったときに、スマホやタブレット、PCなどへリアルタイムで通知してくれる機能のことです。たとえば、このラインを人が超えた場合には通知をするだったり、このエリアに人が侵入した場合に通知をするなど、さまざまなルール設定できます。リアルタイム通知の機能があることで、営業時間外の不法侵入に自分自身で気づくことが可能です。音声発信できるカメラであれば、店舗で、なにかトラブルがあっても自分の音声を相手に届けることできるのも安心です。
録画機能
録画機能とは、防犯カメラで撮影したデータを保存する機能のことです。当然、ネットワーク機能やAIが搭載された防犯カメラでも録画をすることは可能です。今回、特にお伝えしたいのが録画データの保存方法です。録画データの保存方法には以下の3種類があります。
①ローカル保存
レコーダーやSDカードなどに録画データを保存する方法。
②クラウド保存
ネットワーク上に録画データを保存する方法。
③ハイブリッド保存
ローカル保存とクラウド保存を目的や用途に合わせて使い分ける方法。
一番おすすめなのは、ハイブリッド保存です。なぜなら通信負荷をかけずに録画データの保存を行えるローカル保存の良いところと、必要な部分の映像を切り取って保存できるクラウド保存の両方の良い所をとった保存方法だからです。録画機能と一緒に録画データの保存方法についても購入時は確認しておきましょう。
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