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【屋外向け】電源不要で使える防犯カメラの種類・選び方とメリット・デメリット

工事現場やイベントスペースなど屋外に「防犯カメラ」を設置したい現場担当者の方は多いでしょう。その際に課題となるのは、防犯カメラの電源の確保です。電源工事には一定の費用がかかるほか、屋外での電源工事の実施が現実的に難しい場合もあります。

目次

そこで今回は、屋外でも使いやすい「電源不要」の防犯カメラの種類や選び方について解説します。

屋外に設置する際、実は「電源不要」の防犯カメラもある

屋外に設置するのに向く「電源不要」の防犯カメラは、大きく分けて2パターンです。

まず代表的な電源不要の防犯カメラは「電池式」。充電式バッテリー、もしくは乾電池で動作するモデルです。たとえばイベント会場で1日だけ使用できれば十分という場合、電池式が向くでしょう。

またソーラーパネル内蔵型の防犯カメラも近年は増えています。日当たりのいい場所であれば電源不要で継続的に防犯カメラを利用できるでしょう。

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たとえば工事現場など、イベント会場に比べて中期的に防犯カメラを設置する必要がある場合に向いています。

それぞれにはより細かな一長一短がありますが、その点は次の章で詳しく解説します。

【屋外向け】電源不要の防犯カメラの種類と選び方

電源不要の防犯カメラは、「充電方式」「カメラそのものの種類」で分類を行うと大きく分けて4通りあります。
基本的には「人目につく場所」に設置する場合は防犯カメラがおすすめで、「畑」などに設置する場合はトレイルカメラがおすすめです。その上で周囲の日当たりなどを踏まえたうえで、電池式かソーラーパネル式かを選ぶと良いでしょう。

電池式の防犯カメラ

まずは先にも触れた電池式の防犯カメラです。
乾電池もしくは充電式のバッテリーで動作する防犯カメラで、犯罪の証拠を記録したり、不審な人物の行動を監視したりするのに適しています。動体検知機能を搭載していないか、同機能を利用しない場合は、常時録画が行われます。
注意点としては防水防塵性能が挙げられます。電源工事が難しい屋外で防犯カメラを使う場合、その周辺は森や山に囲まれているということもあるでしょう。雨風や強風などに強いカメラを選ぶ必要があります。

電池式のトレイルカメラ

トレイルカメラは野生動物の観察、狩猟や農作物の盗難防止、不法投棄防止などを目的に、屋外での使用を想定しているカメラです。赤外線センサーで人や動物の動きを感知した時のみ撮影するのが特徴で、一般的に高い防水防塵性能を持つカメラが多いです。
常時録画には向かないという欠点がありますが、電池式かつ動体検知機能の利用が前提のため、屋外かつ電源なしの環境でも比較的長期に渡って動作するというメリットもあります。

ソーラーパネル式の防犯カメラ

ソーラーパネル式の防犯カメラは、太陽光パネルを利用することで電源不要で動作します。
電池式と異なり、乾電池の交換やバッテリーそのものを別途充電する手間が不要な点がメリットです。太陽光が十分に当たらない場所では、バッテリーが十分に充電されず、録画時間が短くなったり、録画できなかったりする可能性があります。

ソーラーパネル式のトレイルカメラ

トレイルカメラにもソーラーパネルで動作するタイプのものがあります。たとえば農作物の盗難防止で畑にトレイルカメラを設置する場合は、周囲の日当たりも良好なケースが多いと考えられるため、電池式よりもソーラーパネル式を優先して導入するのも一案です。

電源不要の防犯カメラのメリットとデメリット

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電源不要の防犯カメラのメリットは、やはり電源工事が不要なことです。一方で長時間の撮影に不向きというデメリットもあります。

メリット:電源工事が難しい場所でも防犯カメラを使える

電源不要の防犯カメラを利用するメリットは、やはり「電源工事が難しい場所でも防犯カメラを使える」ことでしょう。工事現場や屋外のイベント会場、畑、農地など、コンセントの確保が難しい場所でも防犯カメラを無理なく導入できるため、セキュリティ対策として優れています。

デメリット:長時間の撮影が難しい場合がある

デメリットとしては長時間の撮影が難しい場合がある点が挙げられます。防犯カメラに常時録画性能を求める場合、電池式の防犯カメラではすぐに充電が切れてしまうおそれがあります。そのためソーラーパネル式の方が常時録画の場合には適していますが、その場所の日当たりや天候に発電量が左右されやすいという難点があります。
屋外かつ電源を確保できない場所に設置するカメラに常時録画機能を求めるならば、設置場所が本当に太陽光発電にも向いているのか慎重に検討しましょう。あまり太陽光発電に向いていない場所の場合は、動体検知機能の利用を検討しましょう。

電源不要の防犯カメラの録画時間を伸ばすには?

電源不要の防犯カメラでは、やはり常時録画を行うとすぐに電池切れになってしまうケースが多い点が難点の1つです。
つまり電源不要の防犯カメラの録画時間や動作時間を伸ばすには、トレイルカメラのように動体検知機能を搭載したカメラを使うのがおすすめです。

また動体検知機能を用いたネットワークカメラを固定回線ではなく専用のSIMカードを活用し、利用するのも一案です。
ネットワークカメラとはインターネットに接続可能な防犯カメラで、遠隔地からカメラの映像を確認したり、録画映像をクラウドに保存することができます。

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弊社サービス「キヅクモ」の場合、カメラが動体をとらえると30秒程度の短い動画が作成され、クラウドに保存されます。通信には「キヅクモSIM」を利用するため、通信環境がない場所でもネットワークカメラの利用が可能です(※ルーター用の電源を確保する手段が別途必要となる場合があります)。詳しくはお気軽に弊社サービス「キヅクモ」までお問い合わせください。

まとめ

もしも「防犯カメラを導入したい!しかし電源工事が難しいため、どうすればいいか迷っている」という現場担当者の方がいれば、ぜひ「キヅクモ」を検討してみてください。担当が設置場所に応じて丁寧にご提案します。詳しくはお気軽にお問い合わせください。

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キヅクモブログ部
本記事は防犯設備士が監修しています。防犯設備士とは、建物に設置する防犯設備機器の取り付けや運用管理に関する専門知識と技能を有する専門家です

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