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屋外向け防犯カメラの選び方とおすすめ製品例【防犯設備士監修】

店舗やオフィスの出入り口や駐車場の監視を目的に、防犯カメラを「屋外」に設置したいオーナー様や管理者の方は多いのではないでしょうか。
防犯カメラを屋外に設置する場合、設置場所や気温など「設置環境」が重要になる他、録画方法など様々な点への注意が必要です。

目次

屋外向け防犯カメラの選び方とおすすめ製品例を、弊社ネットワークカメラサービス「キヅクモ」が防犯設備士監修のもと、解説します。

屋外向け防犯カメラを選ぶ際の5つのポイント

屋外に防犯カメラを設置する場合、前提として「電源工事が可能か、不可か」を確認しておきましょう。電源工事が不可の場合、防犯カメラの選択肢は基本的には「電池式」か「ソーラーパネル式」に絞られます。
電源不要で動作する屋外向け防犯カメラの種類や選び方の詳細は、こちらの記事を参考にしてください。

【屋外向け】電源不要で使える防犯カメラの種類・選び方とメリット・デメリット

電源工事の可否が確定したら、続けて以下の5つの点に沿って自身の用途に合ったカメラを選びましょう。

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【1】設置場所及び気温に合わせて選ぶ

屋外に設置する場合、カメラは必然的に雨や雪、砂埃などを避けることができません。よって防塵防水機能が重要となります。防水防塵性能に優れたカメラを選ぶことで、雪が多い地域や、工事現場など埃が多い場所に設置しても故障リスクを低く抑えられます。
また、設置場所の気温も事前にチェックしておきましょう。たとえば極度に気温が低い場所に設置する場合、寒冷地仕様の防犯カメラを選ぶ必要があるかもしれません。
逆に気温が極度の高温になる場合もあります。たとえば駐車場などに設置する場合、夏場にはアスファルトの照り返しで人間の体感よりはるかに高温になることがあります。設置前の現地調査や気温測定をおすすめします。

【2】画素数及びズームの仕組みで選ぶ

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防犯カメラの画素数やズームの仕組みもチェックしておきましょう。まず防犯カメラの画素数は、主に以下の6通りです。

・41万画素
・100万画素(HD)
・200万画素(フルHD)
・400万画素(2K)
・800万画素(4K)
・3,300万画素(8K)

多くの場合、100万画素(HD)か200万画素(フルHD)程度あれば一般的な監視ニーズを満たしつつ、記録された映像の鮮明さも十分です。
41万画素のカメラは、より低価格帯のカメラを小規模ビジネスで導入したい方に向いています。
逆に400万画素以上のカメラは、監視目的に「要人の警護」が含まれるなどセキュリティ対策をより強固にしたい際に向いています。この場合は、ズーム性能もチェックしておきましょう。その防犯カメラに採用されているズーム形式がデジタルズームの場合、ズームした際に映像が「写真を引き伸ばした」ような仕上がりになってしまいがちなためです。

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400万画素以上の高画質を求める場合は、ズーム形式も光学ズームを選ぶ方が望ましいでしょう。

【3】録画方法と保存期間で選ぶ

屋外に設置する防犯カメラ映像の録画方法と保存期間もチェックしておきましょう。従来の防犯カメラは本体のSDカードやHDDに保存されるケースが多いです。

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SDカードやHDDへの保存では、保存容量の上限に達すると古い映像から自動で削除されてしまいます。中長期的に保存を行いたい場合は、インターネット接続が可能な防犯カメラである「ネットワークカメラ」を選び、映像をクラウドに保存することをおすすめします。

【4】設置台数と予算で選ぶ

「必要な設置台数」と「予算」の兼ね合いも大切です。防犯カメラは「一台設置する」だけでなく、たとえば出入り口や搬入口、駐車場、ゴミ捨て場など複数個所に設置が必要になるケースが多く、台数に応じて導入費用も高騰しがちなためです。
もっとも必要な設置台数を洗い出し、各箇所に設置すべき防犯カメラを選定し、予算の総額を算出することは簡単ではありません。
弊社ネットワークカメラサービス「キヅクモ」ではお客様のニーズと予算に合わせた最適な防犯カメラとその設置場所、運用方法について、いつでも相談に応じています。お客様の防犯カメラ選びを手厚くサポートさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

【5】「監視向け」か「防犯向け」かで選ぶ

その防犯カメラの設置目的が「監視」なのか「防犯(犯罪の抑止)」なのかによっても、選ぶべき防犯カメラは違います。たとえば監視目的であれば目立たないデザインの防犯カメラが適し、防犯目的であれば不審者に「見られている」という威圧感を与えるようなデザインのカメラが適するものです。こちらの記事で、「監視向け」「防犯向け」の防犯カメラの違いについてより詳しく解説しています。

防犯カメラと監視カメラの違いとそれぞれの特徴を解説

【防犯設備士監修】おすすめの屋外向け防犯カメラ

ここからは防犯設備士監修のもと、おすすめの屋外向け防犯カメラをご紹介します。

ADC-V724(デジタルズーム・microSDカード・Wi-Fi対応)

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ADC-V724は弊社ネットワークカメラサービス「キヅクモ」が提供するネットワークカメラの1つです。インターネット接続を介して遠隔で防犯カメラ映像をチェックしたり、必要な場面だけを切り出したクリップ録画をクラウドに保存することもできます。

ハイダイナミックレンジ(HDR)機能により太陽光や光源の影響を受けず、IRナイトビジョン機能により夜間や暗い場所での利用にも対応しています。防水防塵機能にも優れているため、さまざまな屋外環境で利用できます。

屋外に防犯カメラを設置する際に注意すべきこと

最後に、屋外に防犯カメラを設置する際に注意すべきことを3点ご紹介します。

事務所やオフィス、店舗の出入り口に設置する場合

事務所やオフィス、店舗の出入り口に設置する場合は、まずカメラの画角が十分に取れる場所を選んだ上で、人の顔が鮮明に映るように、適切な高さに設置することが前提として必要です。
その上でプライバシーへの配慮も必要です。たとえばカメラの画角に自社の事務所やオフィスと無関係な、他のお店の出入り口などが映り込まないことが望ましいでしょう。どうしても映り込んでしまう場合は、そのお店に出向き、防犯カメラ設置の目的を説明したうえで映り込みへの許可を得るようにしましょう。

一般家庭の玄関や庭に設置する場合

一般家庭の玄関や庭に設置する場合も、画角や高さに関する注意点は「事務所」「オフィス」などへの設置と変わりません。
その上で一般家庭の玄関や庭に設置する場合、家族や近所の人に防犯カメラを設置していることを周知しましょう。家族や近隣の方にもプライバシーがあるためです。近隣の住宅を一件一件回って周知することが難しい場合は、最低限「防犯カメラ作動中」といったステッカーを玄関に貼って、周知することはすべきでしょう。

設置は「業者に任せるのか」「DIYで設置するのか」も検討しよう

設置作業そのものを「業者に任せるのか」「DIYで設置するのか」も検討しておきましょう。先にも解説した通り、事務所やオフィスに設置する場合も、一般家庭に設置する場合も「画角」や「カメラの高さ」は重要で、設置の仕方次第では映り込んだ他のお店や近隣住民に対するプライバシー侵害になる可能性もあります。
防犯カメラは自分自身で設置することも可能ですが、不安な場合は業者に相談した上で指導を受けながらDIYで設置したり、設置自体を専門家に任せると良いでしょう。

まとめ

屋外に防犯カメラを設置する際は、カメラの画角や高さ、周辺の住民の方などに対するプライバシーの侵害など様々な注意点があります。加えて設置場所の気温や、カメラそのものの画素数やズーム性能などにも注意が必要です。屋外に設置する防犯カメラの選び方に不安がある方は、ぜひ弊社サービス「キヅクモ」にご相談ください。

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複数拠点管理「キヅクモ」は、遠隔地から店舗やオフィスの安全を管理するのにおすすめネットワークカメラサービスです。「キヅクモ」は、スマートフォンやパソコンなどを通じて、どこからでも複数の場所の映像を簡単にチェックできます。また、人、車、動物などを自動で識別し、重要なイベントを即座にクリップ動画として保存することもでき、指定したルールに基づいて撮影されたクリップ動画をタイムリーに通知することで、監視効率を大幅に向上させます。世界60ヵ国以上、1,000万拠点で導入実績のあるAlarm.com社のソリューションを採用し、安心のセキュリティサービスとして、高い信頼性を誇っています。遠隔監視を効率的かつ手軽におこないたい方にとって、「キヅクモ」は最適な選択肢になると思いますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

キヅクモの導入をご検討いただくお客様は、
お気軽にご相談ください。

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キヅクモブログ部
本記事は防犯設備士が監修しています。防犯設備士とは、建物に設置する防犯設備機器の取り付けや運用管理に関する専門知識と技能を有する専門家です

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