公開日2024.11.01更新日2024.11.01 機能・性能

ネットワークカメラの構成図を録画方法に応じて解説！おすすめカメラサービスも紹介

店舗やオフィスに設置するカメラは、昔は防犯対策や問題が発生した際に映像を見返すなどの用途で活用していましたが、現在は従業員や顧客を管理、遠隔監視したり、マーケティングツールとして活用し業務改善に大きく役立つ機能も備えています。
まさに録画するだけの機器ではない便利なものですが、実際に導入するとなると「どこのカメラを選べばいいのか分からない」「導入するために必要なものやそれぞれの役割を知りたい」など様々な疑問が思いつくかと思います。
そんな方のために、本記事ではネットワークカメラの構成や導入するために最低限必要なもの、ネットワークカメラで使える機能などを紹介します。
記事を読んで実際にネットワークカメラを活用するイメージを想像してみてください。

なお、キヅクモブログでは、実店舗への防犯カメラ導入にお困りの方に向けて「実店舗向けの防犯カメラの選び方資料」を無料で配布しています。
自社に最適な防犯カメラの種類や料金を知りたいとお考えの方は、是非ダウンロードしてご活用ください。

ネットワークカメラの構成とは？図で解説

ネットワークカメラと聞くと、防犯カメラのような機器が思い浮かぶ方が多いと思います。
名前のとおり、ネットワークカメラはインターネット回線のある場所で活用することができます。
今回は実際にどういった仕組みでカメラが作動するのか、クラウド、NVR、SIMカードの3つを活用した方法を図と一緒に解説します。

ネットワークカメラ×クラウドの仕組み

クラウドの仕組み.png

スマホやパソコンなどでは聞きなじみのあるクラウドですが、ネットワークカメラも多くのクラウドサービスを提供しており、ネットワークカメラのことをクラウドカメラと呼ぶこともあるほど、クラウドに録画することが主流になりつつあります。
インターネット環境であれば、クラウドに保存された録画映像をいつでも、どこでもスマホやパソコンから確認することができます。
クラウド型のサービスは、録画機器などの導入費用はかかりませんが、月額利用料金が発生します。

ネットワークカメラ×NVRの仕組み

NVRの仕組み.png

続いてはNVRを活用した録画方法です。NVRとはネットワークビデオレコーダーの略称で、名前のとおり、ネットワーク回線を利用したレコーダーのことです。
NVRもクラウドと同様、ネットワークに接続されていれば遠隔監視が可能で、大容量かつ高画質の映像を保存することができます。
導入の際は初期費用が発生したり、設置するスペースの確保が必要です。

ネットワークカメラ×SIMカードの仕組み

インターネット (1).png

最後はSIMカードを活用した録画方法です。
SIMカードもスマホやタブレットなどのイメージを持たれるかと思いますが、SIMカード対応のネットワークカメラで活用できます。
SIMカードを活用するケースは、屋外などのインターネット回線が物理的に届かない場所などです。
工事現場や公園などで導入されており、クラウドサービス同様、利用可能な容量に応じて月額料金が発生します。

ネットワークカメラを利用する際に最低限必要なもの

ネットワークカメラを導入する際に必要なものを紹介します。
利用するサービスで提供されるもののほかに、別途用意が必要になる場合があるので事前に確認しておきましょう。

ネットワークカメラ周辺機器

ネットワークカメラ周辺機器.png

ネットワークカメラ本体に付随して周辺機器で必要なものは以下です。

ネットワークカメラ本体
インターネット回線
　⇒光回線やWi-Fi
電源
　⇒AC電源やPoEハブ

何度もお伝えしてますが、ネットワークカメラ本体があっても、インターネット回線がなければ映像を録画することはできません。
可能であれば、速度が速く安定性のある光回線を導入することがおすすめです。新たに契約される場合は、インターネット回線の月額料金が発生します。
また、ネットワークカメラは電子機器なので、電源は必ず確保する必要があります。電源が近くにない場合は、電力供給とデータ通信を同時におこなうPoEハブとPoE給電対応のネットワークカメラを活用していただくことがおすすめです。

録画するために必要なもの

録画するために必要なもの.png

ネットワークカメラで撮影した映像を録画するために必要なものは主に以下の3つです。

クラウドサービス
NVR
SDカード

NVRやSDカードは物理的な故障や、盗難があった場合、データの紛失、漏洩などのリスクもありますが、クラウドは仮想のサーバーへ録画されるのでそういった心配はありません。ただ、セキュリティが弱いとネットワークを経由してハッキングされてしまうリスクもあるので、必ずセキュリティ対策をおこないましょう。

映像を確認するために必要なもの

映像を確認するために必要なもの.png

最後に録画した映像を確認するために必要なものを紹介します。

スマホ、タブレット
パソコン
モニター

ネットワークカメラのメリットとして、遠隔地でも映像を確認できることから、スマホやパソコンを用意しておくことが重要です。
遠隔監視することで、現場に行かなくても状況が確認できたり、異常を検知した際にスマホやパソコンに通知を送ることも可能です。複数の映像を同時に確認したいのであれば、画面の大きいパソコンが見やすいでしょう。
他にも、事務所やバックヤードで映像を確認する場合は更に大きな画面のモニターを設置し画面を分割して管理することも可能です。

ネットワークカメラだから使える機能

インターネット回線を利用しない防犯カメラと違い、ネットワークカメラにはどんなメリットがあるのでしょうか。
ネットワークカメラならではの機能をご紹介します。

遠隔監視で管理がしやすい

インターネットを経由しない防犯カメラは、どうしても現地で映像の確認をする必要があり、トラブルの解決が遅れてしまったり、店舗のマネージャーなどは状況の把握がしづらく、遠隔地でも頻繁に足を運ばなくてはなりません。
ネットワークカメラであれば、遠隔でもリアルタイム監視や、過去の映像を見返すこともできるので、トラブルが発生しても一度映像を確認することで事前に状況の把握ができ、冷静に対応することや、安全を確保することができます。
また、全国展開の店舗やオフィスを経営している方は、カメラ映像から従業員や顧客の確認ができるので、巡回数を減らすことで業務効率化につながります。

スマホやパソコンとの連動も可能

ネットワークカメラはお持ちのスマホやパソコンと連動することで、様々なメリットがあります。
映像を確認するだけではなく、検知機能が搭載されているカメラであれば、異常を検知した際にスマホやパソコンに通知することができます。また、取引先やお客様が見えた際に通知を送ることもできるので、お待たせすることなくすぐに対応することができます。

キヅクモカメラで業務効率化

ネットワークカメラサービス「キヅクモ」は遠隔監視はもちろん、キヅクモカメラならではの機能を提供してます。

クラウド保存とローカル保存のハイブリッド

クラウド保存とローカル保存のハイブリット.png

キヅクモはクラウドサービスを提供していますが、レコーダーやSDカードへのローカル保存とのハイブリッド録画が可能です。
レコーダーで24時間録画をおこない、クラウドには、「人」「車」「動物」を検知した場合のみ前後15秒の短いクリップ動画を録画をすることで、ネットワーク環境に依存しすぎない環境で録画保存することが可能です。
また、録画した映像は管理画面から確認でき、常時録画のタイムライン上にクリップ動画も表示されるので、録画映像を振り返る時間の短縮になり、管理も簡単です。

堅牢なセキュリティシステム

堅牢なセキュリティ.png

クラウドの仕組みを紹介した際に、ハッキングなどのリスクをお伝えしましたが、キヅクモは、カメラとスマホは直接通信することはできず、クラウドへの通信はすべて暗号化されているため、外部から不正にアクセスされる心配はありません。

まとめ

今回はネットワークカメラがどのように作動するかの構成や、ネットワークカメラを利用するにあたり必要なものを紹介しました。
「ネットワークカメラについて知りたいけど何を調べればいいのか分からない」とお悩みの方に少しでも伝われば幸いです。
キヅクモは、ネットワークカメラやキヅクモサービスについてより詳しく知りたい方のために、無料でご案内も可能なのでぜひお気軽にご相談ください。

効率的に遠隔監視をしたいなら「キヅクモ」

複数拠点管理「キヅクモ」は、遠隔地から店舗やオフィスの安全を管理するのにおすすめネットワークカメラサービスです。「キヅクモ」は、スマートフォンやパソコンなどを通じて、どこからでも複数の場所の映像を簡単にチェックできます。また、人、車、動物などを自動で識別し、重要なイベントを即座にクリップ動画として保存することもでき、指定したルールに基づいて撮影されたクリップ動画をタイムリーに通知することで、監視効率を大幅に向上させます。世界60ヵ国以上、1,000万拠点で導入実績のあるAlarm.com社のソリューションを採用し、安心のセキュリティサービスとして、高い信頼性を誇っています。遠隔監視を効率的かつ手軽におこないたい方にとって、「キヅクモ」は最適な選択肢になると思いますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。