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防犯カメラの画素数の選び方と注意点、画質との違いも合わせて解説

本記事では
「防犯カメラの画素数ってなに?」
「防犯カメラ映像にどう影響するの?」

そんな疑問を抱えた方へ向けて「防犯カメラの画素数の選び方と注意点、画質との違いも合わせて解説」についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

目次

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画素数・画質ってなに?防犯カメラ映像にどう影響するの?

画素数・画質ってなに?防犯カメラ映像にどう影響するの?.jpg防犯カメラの映像品質を決める重要な要素である、画素数。その意味となぜそれが夜間監視や遠距離の撮影において不可欠なのかを解説します。自身の目的に合った防犯カメラの選び方を学び、画質の種類でもあるHD、フルHD、4Kなどの違いを理解しましょう。また、レンズの品質やセンサーが画質にどう影響するかについても解説します。

画素数とは

画素数は、防犯カメラが捉えることができる映像の細かさを示し、高画素数はよりキレイな映像を録画することができます。たとえば、フルHDの防犯カメラは約200万画素で、約100万画素のHD画質に比べて映像が鮮明です。画素数が多いほど、特に夜間の監視や遠方の被写体をクリアに捉えることが可能です。そのため、設置場所や用途に応じて適切な画素数の防犯カメラ選びが重要なのです。一般的な防犯カメラであれば200万画素のフルHDから400万画素がおすすめですが、顔認識やナンバープレート識別など、より細かなディテールが必要な場面では更に高解像度の4Kカメラも選択肢に入れるのもいいでしょう。

解像度とは

解像度とは.jpg余談ですが、画素数と似た言葉で解像度という言葉があります。解像度とは、一般的にはdots per inchの略である「dpi」という単位が使われており、1インチ(25.4mm)に点がいくつ詰まっているかという点の密度を表しています。
解像度が高いほど鮮明な映像を確認できますが、dpiを上げても画素数は変わりません。

画質とは

画質とは.png画質はその名の通り防犯カメラ映像の品質のことを表します。防犯カメラにおいて重要な要素で、画面解像度や画素数、レンズの品質、センサータイプ、照明条件などによって変化します。鮮明な映像は、ユーザーが防犯カメラの映像をモニターで見て、細部を確認する際に不可欠です。高い画質は防犯効果を向上させるために非常に重要ですので防犯カメラ選び際は注目しましょう。

画素数と画質の違い

画素数は画質の一部を構成しますが、同じ画素数のカメラでもレンズの質や画像処理技術によって画質は変わります。画質は画素数以外にもセンサーの感度、画像処理アルゴリズム、モニターの品質など多くの要素に影響されます。防犯カメラを選ぶ際には、ただ高画素数のカメラを選ぶのではなく、使用する環境や目的に適した画素数を持つカメラを選ぶことが重要です。

画素数別の画質の目安とおすすめの画素数

画素数別の画質の目安とおすすめの画素数.jpg費用と性能のバランスが求められる防犯カメラの世界において、41万画素から800万画素(4K)まで、自身にとって最適な画素数を見つけましょう。本章では各画素数のカメラがどのような特徴を持っているかを重点的に解説していきます。

41万画素

41万画素の防犯カメラは地上デジタル放送の普及以前まで一般的だった、アナログカメラで撮影した場合の画素数です。2015年より前に導入された防犯カメラは41万画素以下の画質のものが多くあります。基本的な防犯・監視に適しており、コストを抑えながら活用することができます。41万画素のカメラは解像度が低いため、顔認識やナンバープレートの識別などの詳細な監視には向いていませんが、一般的な監視をおこなうのには十分な性能を持っています。主に、低予算で防犯カメラを設置したい小規模ビジネスで利用され、基本的な防犯対策としての役割を果たします。

100万画素(HD)

100万画素のHD防犯カメラは、41万画素のカメラよりも高い解像度を誇り、はっきりとした映像で監視が可能です。小規模のオフィスなどでの使用に適しており、一般的な監視ニーズを満たしながら、顔や物体の識別などが可能になります。HD画質はフルHDに比べると画素数は低いですが、200万画素についで一般的な選択肢となっています。

200万画素(フルHD)

200万画素のフルHDカメラは、HDを超える鮮明さを誇り、鮮明な映像を必要とする監視環境に適しています。コストパフォーマンスにも優れ、広範囲の監視が可能なため、商業施設や公共の場での利用がおすすめです。フルHDは現在の防犯カメラの一般的な画素数として広く採用されており、高い解像度を求めるが4Kまでの予算はない場合の理想的な選択肢です。

400万画素(2K)

400万画素のカメラは、フルHDよりもさらに高い解像度を提供し、広い範囲や重要な細部を捉える必要がある場面でその価値を発揮します。より詳細な監視環境が必要な場合や広範囲をカバーする商業施設、駐車場などでの使用に適しています。ただし、高い解像度を維持するためには、適切なストレージとネットワーク環境が必要であることを覚えておきましょう。

800万画素(4K)

800万画素の4Kカメラは最高水準の画質を誇り、非常に精細な映像を捉えることができます。重要なインフラや大規模商業施設など、高度な識別が求められる場所に理想的であり、顔認識や細かい物体の検出において優れた性能を発揮します。性能が非常に良いので高度な識別などをおこないたい場合は最適な選択肢でしょう。

3,300万画素(8K)

800万画素(4K)の約4倍の3,300万画素(8K)を誇る防犯カメラも存在します。8Kはスーパーハイビジョンとも呼ばれ、よりハッキリした映像を映し出すことができます。ちなみに画像を連続して映し出すことで動画になることはご存知でしょうか。8Kは1秒間に約120枚ほどの画像を表示することができます。この映し出せる画像の多さが動画の滑らかさに繋がり、人の動作を細かく確認することが可能なのです。ちなみに超高解像度(12K)の画素数も存在し約1億画素を誇ります。主に空撮や被写体を拡大する必要がある際に利用され細部まで鮮明に確認することができます。

防犯カメラを選ぶ際の注意点

防犯カメラを選ぶ際の注意点.jpgアナログとデジタル、防犯カメラの信号方式はどう選べばいいのでしょうか。費用と機能性を考慮して最適な監視システムを選定する方法をご紹介します。さらに、HDから4Kまでの画質の選び方と、解像度の高いカメラの設置に必要な物や、画質劣化を避けるコツもお伝ええします。

信号方式

信号方式とは、端末間のデータの送受信の取り決めや方法のことを指し、防犯カメラの信号方式にはアナログとデジタルがあります。どちらを選ぶかは既設の同軸ケーブルを活用するかや、推奨される配線の距離内に防犯カメラを設置できるかなどで変わります。アナログカメラはコストが低く設置が簡単で、基本的な監視に適していますが、解像度はやや低めです。一方で、デジタルカメラは高画質で高機能、特にネットワークカメラは遠隔監視やデータの共有などができますが、アナログカメラよりも高価で設置が複雑です。監視の必要性や環境、そして予算のバランスを考慮して最適な防犯カメラを選びましょう。

4K・8K対応カメラに対応する周辺機器の準備

4Kや8Kの防犯カメラを利用する場合、防犯カメラで撮影した画素数を表示できるモニターとレコーダーを用意する必要があります。4Kや8Kカメラは最高レベルの解像度を誇り、映像の細部の識別をしたい方にとって最適ですが、非常に高価であり、豊富なストレージや通信がスムーズなネットワーク環境が必要です。特に広範囲を撮影する必要がある場合や、詳細な映像が必要な状況で価値を発揮しますが、高性能カメラをフルに活用するためには画素数に対応したモニターとレコーダーが必要であることに注意しておきましょう。

アナログとデジタルのデータを変換することよる画質の劣化

アナログカメラの録画データをデジタルに変換する過程で、解像度が低下することがあります。画質の劣化が問題になる場合は、最初からデジタルカメラを利用することがおすすめです。またアナログカメラの録画映像は劣化しやすい特徴があるため、映像を細部まで確認したい場合も最初からデジタルカメラを利用することがおすすめです。しかし、映像の劣化と言えど、人によっては目視ではそれほど気にならない可能性もあるので、モニターで実際に確認してみるのも良いでしょう。

まとめ

本記事では主に以下の内容についてご紹介してきました。

  • 防犯カメラの画素数とは何か
  • 画質との違い
  • 防犯カメラ映像にどう影響するのか
  • 防犯カメラの画素数の選び方と注意点

振り返ると、防犯カメラの映像は、画素数や信号方式によって大きく左右されます。たとえばアナログカメラとデジタルカメラの選択、HDから4Kの解像度の差、そして画質を最適化するための周辺機器選びなどが挙げられます。自身の目的や揃えられる環境に合わせて最適な防犯カメラを選びましょう。

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本記事は防犯設備士が監修しています。防犯設備士とは、建物に設置する防犯設備機器の取り付けや運用管理に関する専門知識と技能を有する専門家です

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