マンションに防犯カメラを設置するメリットと設置時の注意点【防犯設備士監修】
物件検索サイトでマンションを探す際、オートロックやTVモニター付きインターフォンと並んで「防犯カメラ」にチェックを入れて検索する方が増加傾向にあります。
そのためセキュリティ対策はもちろん、入居者募集の観点からも「防犯カメラ」の設置を検討しているマンションオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか。
なお、キヅクモブログでは、ネットワークカメラサービスの導入にお困りの方に向けて「サービス説明資料」を無料で配布しています。
自社に最適な防犯カメラの種類や料金を知りたいとお考えの方は、是非ダウンロードしてご活用ください。
そこで今回は弊社ネットワークカメラサービス「キヅクモ」が、防犯設備士監修のもと、マンションへの防犯カメラ設置のメリットと注意点を解説いたします。
【オーナー様向け】マンションに防犯カメラを設置するメリットは何?
まずマンションに防犯カメラを設置するメリットには、犯罪の予防や安全管理が挙げられます。
・犯罪行為の抑止効果を期待できる
・万が一犯罪行為が発生した場合、犯人の特定や証拠映像の保存ができる
というメリットがあり、たとえば敷地の境界や入口、ごみ収集所、駐車場などに防犯カメラを設置することで不審者の侵入や不法投棄への対策になり得ます。
また前述の通り、防犯カメラ設置によるセキュリティ対策が施されたマンションであることは入居者募集でも役立つ場合があります。安全性を重視し、入居先を選ぶ人も多いためです。
物件検索サイトに空き部屋を掲載されていらっしゃるオーナー様は、物件検索サイトでのアピール材料の1つとして「防犯カメラ設置済み」であることを打ち出してみてはいかがでしょうか。
マンションのどんな場所に防犯カメラを設置する?
マンションに防犯カメラを設置する場合、主な設置場所はエレベータホールやエントランスホール、正面玄関、ごみ収集所、駐車場などです。
駐車場への設置は、マンション住民の方々の自動車を対象とした車上荒らし行為やいたずらへの抑止効果が見込めます。
ごみ収集所への設置は不法投棄への対策となります。
そしてエレベーターホールやエントランスホール、玄関への設置は、不審者の侵入への対策として効果的です。不審者の侵入への対策をさらに強化する場合は、敷地の境界にも追加でカメラを置くのがおすすめです。
一方でマンションの各部屋の玄関が映り込むような場所への配置は、入居者の方々に対するプライバシー侵害となり得る可能性があるため、おすすめしません。
マンションに設置するならどんな防犯カメラを選ぶべき?
マンションに設置するカメラが、仮に「エントランスホールに一台設置するだけ」で十分な場合、SDカードやHDDに映像を記録する従来型の防犯カメラで十分でしょう。
しかし、実際にはこうしたケースは少ないのではないでしょうか。
マンションは、エントランスホールやごみ収集所など複数の場所にカメラ設置が必要なケースがほとんどです。また一人(一社)のオーナー様が複数のマンションを運営している場合も多いでしょう。すると現実的には複数拠点・複数台のカメラを管理する必要が生じるため、一台一台の映像確認もかなり大きな手間となります。
よってマンションに防犯カメラを設置するならば、従来型の防犯カメラではなく、インターネット接続を介して遠隔での映像確認が可能な「ネットワークカメラ」がおすすめです。
ネットワークカメラとはインターネット接続機能を持つ防犯カメラのことで、ネットワークに接続されている限り、パソコンやスマートフォンからリモートで映像確認ができ、設定変更もできます。
また弊社ネットワークカメラサービス「キヅクモ」であれば、事前に設定したルールに沿って、カメラが人物を検出した場合にスマホやスマートウォッチ、タブレットなどに通知する機能も持っています。
防犯カメラを設置したからと言って、四六時中、映像をモニタリングすることなく「必要な時だけスマホで映像をチェックする」という使い方ができるため、オーナー様自身が防犯カメラ映像をチェックする手間が必要最小限に留まります。
従来型の防犯カメラに比べて、極めて効率的な運用ができる点がネットワークカメラの長所であり、マンションへの設置と好相性のためぜひご検討ください。
マンションに防犯カメラを設置する時の注意点は?
最後に、マンションに防犯カメラを設置する際の注意点もご紹介します。
入居者への説明と許可の取り付け
まず入居者の方々に説明なく防犯カメラを設置することは、プライバシーの侵害にあたるリスクがあるためご注意ください。個人の部屋の入口が映るわけではなく、エントランスホールやエレベーターホールが映るに過ぎないとしても「監視されている」ことに不快感を持つ方も中にはいるためです。
たとえば入居者の方々から「外のごみ収集所や駐車場に防犯カメラを設置いただくのはありがたいけれど、それ以外の場所への監視カメラの設置は不要だと思う」といった意見が出ることも考えられます。入居者の方々と対話を続け、カメラの設置に理解を得ることが大切です。
防犯カメラが作動中であることを張り紙などで周知する
マンションのエントランスやごみ収集所など実際に設置している場所では「防犯カメラ作動中」の張り紙をすることも必要です。マンションに出入りするのは、防犯カメラ設置に同意いただいた入居者の方だけとは限りません。入居者の家族や友人、宅配業者など様々な方が出入りします。その方々にもプライバシーがあるため、張り紙による周知も必ず行いましょう。
映像の管理や取扱い
自治体によっては防犯カメラの運用に関する条例やガイドラインが定められている場合があります。防犯カメラ設置にあたっては、条例を必ずチェックし、ガイドラインに沿った管理をしましょう。
なお特に条例が定められていない場合も、映像には住民のプライバシーにかかわる情報が映り込んでいることには変わりありません。映像の管理や取り扱いには注意が必要です。たとえば、ネットワークカメラの場合はサーバーとの通信の暗号化が確実に行われているかチェックしましょう。
もっとも防犯カメラに関する各都道府県の条例を調べた上で、万全のセキュリティ対策を行うのはオーナー様が一人で行うには負担が大きなことです。
弊社ネットワークカメラサービス「キヅクモ」では、各都道府県の条例やガイドラインに沿った防犯カメラの導入に関するアドバイスが可能です。また防犯カメラ自体のセキュリティについても、極めて高いレベルでの暗号化が行われている端末を取り揃えています。防犯カメラの映像の管理や取り扱いについて、より詳しく知りたい方はキヅクモにお気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回は弊社ネットワークカメラサービス「キヅクモ」が、防犯カメラをマンションに設置する際のカメラの選び方や注意点、マンション敷地内での具体的な設置場所の例を紹介しました。
近年は物件検索サイトでも「防犯カメラを設置している部屋」に対する検索ニーズが高まっていますが、実際に防犯カメラを設置すると一台一台の管理コストが大きくなりやすい点がオーナー様にとっては悩みの種というケースがあります。
そうしたお悩みをネットワークカメラは効率的に解消し、スマホ一台でカメラ管理ができるようになります。ぜひネットワークカメラの導入を検討してみてください。
なお、キヅクモブログでは、ネットワークカメラサービスの導入にお困りの方に向けて「サービス説明資料」を無料で配布しています。
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