NVRとは?ネットワークカメラとの接続方法やメリット・デメリットを解説!
防犯カメラの導入を検討されている方の中で、「NVR」という単語を目にしたり耳にされることが多いと思います。
普段聞き馴染みのない言葉ですが、防犯カメラを使うにあたってどういった役割なのでしょうか。
防犯カメラサービスによってNVRを使うサービス、使わないサービスもありますが、本記事ではNVRの特徴や導入することのメリット、注意点を解説していきます。
NVRがどのようなものか分からない方、導入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
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NVRとは?何と読む?
「NVR」とはネットワークビデオレコーダーの略称であり、名前のとおりネットワークに接続できるレコーダーで、ネットワークカメラに対応しています。 ネットワークカメラで撮影した録画映像を保存する役割をしています。 この章では、NVRの録画方法や、似たような役割を持つDVR・VMSとの違いを解説します。
NVRの録画方法
NVRはカメラの映像を録画するために必要な、ソフトウェア、ストレージ、インターフェースを内蔵しているので、カメラやモニターを接続するだけでご利用いただけます。
まず、NVRで録画するためには、以下の機器の用意が必要です。
- NVR
- ネットワークカメラ
- PoEハブ
- LANケーブル1320
- インターネット回線
- モニター
- HDMIケーブル など
ネットワークカメラとNVRを同一インターネット回線に接続し、HDMIで接続することでモニター閲覧をすることや、遠隔からパソコンで録画映像を確認することも可能です。
DVRとの違い
NVRと同じくカメラ映像を保存する媒体として「DVR」というものがあります。
DVRはデジタルビデオレコーダーの略称であり、ネットワークカメラと使用するNVRとは違い、アナログカメラと使用するレコーダーです。
NVRはLAN経由で映像を保存しますが、DVRは同軸ケーブルなどの配線を経由するので、用意するケーブルが異なります。
DVRもパソコンやスマホから遠隔監視でき、ローカルネットワークを利用するので、セキュリティ面も安全です。
VMSとの違い
VMSはビデオマネジメントシステムの略称であり、NVR同様、ネットワークに接続して録画映像を保存しますが、大きな違いとしてVMSはレコーダーのような機器を使用せず、録画映像を保存するサービスやソフトウェアのことを指します。
サーバーに保存された録画映像を、サービス・ソフトウェアを導入したパソコンやスマホから遠隔で確認ができます。
複数のカメラ映像を一元管理できることや、モニター・レコーダーを置くスペースをとる必要がないなどのメリットがあります。
NVRのメリット
NVRのメリットを3つ紹介するので、導入を検討されている方はぜひご確認ください。
遠隔から監視ができる
ネットワークに接続して利用するNVRは、インターネット回線が整っている環境であれば、スマホやパソコンから遠隔で録画映像を確認することができます。
リアルタイムの映像から、過去の録画映像を巻き戻してみることも可能なので、企業や店舗に導入することで、本部メンバーやマネージャーは現場に行くことなく状況の把握をすることができます。
長時間録画することができる
機器の種類にとって、ストレージに差はありますが、NVRは長時間録画することが可能です。
24時間常時録画することで、店舗の営業時間外や、オフィスに人が誰もいなくても監視を強化できます。
ストレージ容量や録画映像の保存期間は機器によって異なるので、導入する際は事前に確認しておきましょう。
高画質な映像を録画できる
DVRなどは録画した映像を保存する際に、画質が劣化する場合がありますが、NVRはネットワークを経由する際にノイズが混入する心配もなく、高画質なまま映像を保存することができます。
画質が落ちてしまうと、事件発生時の犯人の特定が難しくなったり、従業員の不正行為を見逃してしまう可能性があります。
せっかくカメラを導入するのであれば、画質にこだわり、効率的に監視できる環境を整えましょう。
NVRのデメリット
次にNVRのデメリットを2つ紹介します。
デメリットは必ず事前に把握しておくことで、導入後のトラブルを回避できます。
配置するためのスペース確保が必要
NVRはカメラと同様、物理的に配置する必要があるので、スペースを確保する必要があります。
場所に余裕がある場合は問題ないですが、小型の店舗などはモニターも配置するとなると、スペースの確保に苦戦するかもしれません。
レコーダーもモニターも電子機器なので、配置する際は周りに落下物がないか、レコーダー・モニター自体が安定感のある場所に置いてあるかを注意し、埃などは故障の原因となるので、定期的にふき取るよう心がけましょう。
接続可能なカメラ台数が決まっている
NVRは機器によって接続できるカメラ台数が異なります。
カメラの接続可能台数は、レコーダー本体のチャンネル数で決まっており、上限を超えた場合に追加することはできないので、あらかじめ設置したいカメラ台数と、レコーダーが何台接続できるかを確認しておきましょう。
ネットワークカメラサービス「キヅクモ」もNVRを提供
ネットワークカメラサービスのキヅクモもNVRを使った録画が可能です。
キヅクモが提供しているNVRや、キヅクモならではの保存方法を紹介します。
キヅクモのNVRは最大16台までカメラ接続可能
キヅクモで提供している「ADC-CSVR126」はAlarm.com社製カメラを最大16台まで接続でき、モニターと接続することや、遠隔監視することも可能です。
店舗であれば、16台カメラが設置できれば入口からバックヤードまで隅々監視できるため、複数台カメラ導入を検討されている方でもご利用いただけます。
キヅクモのクラウドは効率的で高セキュリティ
キヅクモはクラウドサービスなので、複数のカメラ映像や複数の拠点を1台のパソコンやスマホで一元管理できます。
拠点ごとにアカウントを切り替える必要もなく、カメラ映像はグループ分けすることもできるので、見たい映像を効率的に確認できます。
複数の店舗や、全国に支社があるオフィスにおすすめのカメラサービスです。
また、カメラ本体、クラウドサーバ、閲覧用のデバイス間の各通信経路は全て暗号化されており、外部からアクセスされる心配もなく、安心してご利用いただけます。
まとめ
今回はNVRの概要から活用方法、メリット・デメリットを紹介しました。
高画質で長時間の映像が録画でき、ネットワークを経由するため遠隔監視もできるところから、様々な企業や店舗で導入されています。
キヅクモカメラはNVRで24時間常時録画しつつ、特定の映像をクラウドへ保存できるハイブリッド仕様なため、効率的に防犯対策や、映像確認が可能です。
カメラを複数台、複数拠点に導入を検討されている方は、40台まで設置可能なスタンダードプランをご利用いただけます。
ぜひご検討ください。
なお、キヅクモブログでは、ネットワークカメラサービスの導入にお困りの方に向けて「サービス説明資料」を無料で配布しています。
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効率的に遠隔監視をしたいなら「キヅクモ」
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